体幹トレーニング 2017年2月12日

2月12日は、体幹トレーニングの日。
この日のテーマは、『猫背〜姿勢補正〜』
お客様で来てくださっている、整体師さんからの
テーマのリクエストがありました。
まず、猫背はなぜ良くないか、、、という認識から。

猫背は、一言で背中が丸くなるということ。
実際は、胸椎まで丸まってしまうと思いがちですが、胸椎はもともと後方向に湾曲しているのが普通の状態です。

なので、肩甲骨が前方に位置してしまった状態が猫背です。

冬のこの時期は寒いので、どうしても猫背になって、冷たい風が体表面に当たるのを防ごうと肩甲骨から体を内側に折りたたもうとする姿勢になります。

そうすると、お腹の中心に体熱と血液が集中し、体の末端への血流量が減り、①冷え性になります。

また、肩甲骨が前方へ移動することで、肩の筋肉が引っ張られ②肩こりになります。
肩甲骨が前方へ移動したまま、いわゆる猫背の姿勢が日常化している方は、肩甲骨の動きに制限があることが多いです。

それは、前鋸筋と小胸筋という肩甲骨と肋骨についている筋肉が短縮しているパターンが多いです。

ご年配の方は特にです!


前鋸筋や小胸筋が短縮していると、肩甲骨の後方への動きが妨げられます。肩甲骨が後方へ動かないと、腕が肩より上に上がりにくくなります。
この点は、肩甲上腕リズムというものが関係していますが、話すと長いのでこの点の話については触れません。

今回は、この肩甲骨の後方への動きを引き出して、前鋸筋と小胸筋のストレッチを試みました。

そのために用いたのが、ストレッチポールの代用としてTrigger Pointのフォームローラーです。

このフォームローラーは筋膜リリースなどのストレッチとしても使用されます。というより、筋膜リリースが本来のフォームローラーの使い方。

また、ストレッチポールの代用としての使用方法の他に、体幹トレーニングとしても使える優れものです。

このフォームローラーを今ならなんと!!全込みで、、、って、売り込みではなく、、、

持っている方は、こんなな使い方をされてみてはいかがでしょうか。

今回は、下半身の姿勢矯正により、立位バランスや立位姿勢を補正していく方法もやりました。

それは、次回以降のブログで話していきます。